初心者の為の鉄道旅行講座
鉄道旅行の作り方
情報収集
旅行ガイドのほか、鉄道の場合にはトーマスクック時刻表というヨーロッパの主要区間の時刻が掲載されている本(年4回発行。一般書店にて販売)や各国の国鉄ホームページで調べるのが一般的です。
但し、英語や現地語での表記が多いため、鉄道の旅専門デスクでは、スケジュールや所要時間などのご案内もお手伝い致します。
プランニング
まず、プランニングを考える上で重要な要素は“この列車に乗りたい”、“この街(都市)に行きたい”、“この国に行きたい”などといった旅の目的にあると考えます。
その上で、日程や予算に応じて計画を立てていきます。
当デスクでは、その中でも鉄道の手配を中心に、お客様のご要望に沿ったプランをご提案ならびに手配させて頂きます。
また、日本から発着の航空券やホテルの手配も別途承りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
計画する上で、ポイントは3つ
- ①旅の目的を中心に旅程を組む
- ②旅程にあわせたて鉄道のパスや鉄道チケットを選択する
- ③余裕を持ったスケジュールで計画する
ヨーロッパ周遊のモデルプラン(ルート)をご紹介させて頂きます。
予約・購入
日本出発前
旅行会社での予約
出発前に確実に列車を手配したいお客様にお勧めです。空席状況や旅のプランニングに合わせた予約が出来、現地での時間を節約できます。
①鉄道の旅専門デスクにて予約
経験豊富なスタッフがお客様のご相談に乗りながら、鉄道・ホテル・オプショナルツアーなどの手配が出来ます。
また現地の最新情報など提供を受けることができます。
お問い合せはこちら
トラベルワンダーランド新宿本社 鉄道の旅専門デスク TEL:03-5360-4781
②オンライン予約
24時間、お客様の都合に合わせていつでも手配可能です。
検索サイトを利用しスケジュール・料金をスピーディーに確認出来、オンライン上で座席確保しカードにてその場で決済可能です。
日本出発後
駅窓口での予約
現地で列車を予約する場合は、駅の予約窓口を利用するか自動券売機にて切符を購入します。
駅の予約窓口は「国内路線」「国際路線」「乗車券購入窓口」「予約を含めた切符を購入する予約窓口」など区別している駅もありますので表示にご注意ください。
窓口では、長い列を係員が1件1件対応している事も多く、駅で予約する場合は時間に余裕を持って行う必要があります。
また、英語が通じないローカル駅もあり、現地語しか通じない係員も多いので注意が必要です。
出来れば乗車日の前日に駅窓口で購入するぐらいの時間的余裕があれば駅の様子も把握でき安心です。
初めての現地で乗車されるお客様は、事前に日本での購入されることをお勧めします。
乗車
- 1.最初に地図やガイドブックなどを参考に乗車駅をチェックしましょう。
ホテルからのアクセスチェックも重要です。
東京首都圏には上野や新宿などのターミナルがあるように、ロンドン、パリをはじめ方面や行先により発着駅が異なります。 - 2.余裕をもって早めに駅に行きましょう。
レイルパスをお持ちの方は駅の切符販売窓口にてパスポートとレイルパスを提示し、利用開始の手続(バリテーション)をします。
現地にて購入されたチケットはホーム入り口などに設置の打刻機にて日時を刻印します。
駅構内の行き先表示掲示板により、何番線どのプラットホームから出発するのかをチェック、そして乗車車両を探します。
途中駅で分割併合となる列車もあるので、列車乗車口横やドア等にある行先表示板で列車番号や行先の最終確認は重要です。
チケット券面のCOACHは○号車を表します。日本のように号車番号が続いていない場合もございますのでよく乗車車両の番号を確認します。
また、ホームと乗車口ステップにかなりの段差がありますので、足元に注意しましょう。
日本のような発車ベルがなく、発車時刻になると突然ドアがしまり、スーっと発車しますので、くれぐれも売店などで買い物などして乗り遅れのないように十分注意が必要です。 - 3.任意予約制の列車の予約席には座席の背もたれやコンパートメントタイプは部屋入口の壁に予約表が入っています。
最近盗難も多くなっていますので、車端部の荷物スペースに置く場合は持参チェーンロックなどをするなどお荷物の管理も工夫しながら自己防衛しましょう。 - 4.列車の車掌が切符内容を確認の為、検札に廻ってきます。
有効な鉄道パスとパスポートや乗車券を提示します。フレキシータイプの鉄道パスの日付記入漏れや紛失などくれぐれもないよう注意しましょう。 - 5.下車時も注意が必要です。
特に大都市に到着の場合いくつかのターミナルや東、西、南、北駅の他にも○○中央駅などいくつか通る場合もございます。
車内放送も聞き取り難いケースも多い為、判らない場合は周囲の人や乗務員に確認しましょう。 また、忘れ物がないよう注意し下車します。
トラブル対処法
列車の遅延・運休
ヨーロッパにおいて、列車の運行状況はさまざまです。
日本のように、しっかりと定時運行をしている国はまれで、南欧諸国などでは、頻繁に遅延が発生しております。
ヨーロッパで特徴的なのが不定期に行われるストライキが挙げられます。列車が減便されたり、運休する要因にもなっています。
但し、ストの場合は数週間前に発表があり、直前に回避される場合もあります。
また、事故や天候・工事などでの運休や遅延の場合もあります。
《解決のポイント》
まずは、上記のように予期しない遅延や運休でも最低限の日程変更に留める為に、余裕のある日程で当初から計画を立てることお勧めします。
また、慌てず駅のインフォメーションや案内版で正確な情報収集をするように心掛け、振替便や代替輸送の有無を確認しましょう。
代替輸送がバスになるケースや列車でも乗り換えを含む、迂回ルートなど様々です。
代替便などが無い場合は、目的地へ行くルートや手段や方法を駅職員や窓口係員に直接確認しましょう。
乗車できなかったチケットは駅職員から不乗の証明印〈チケット裏面に「NOTUSED」のスタンプ〉を受けましょう。
ご帰国後にそのチケットを返却頂き、払戻しの申請が可能です(注)。
注)不乗証明のあるチケットは払戻を確約するもではありません。 また、確認に時間を要します。状況により、一部払戻や払戻不可の場合もございます。
列車への乗り間違い・乗り越し・乗り遅れ
ヨーロッパの多くの駅では、改札が無くターミナル駅では、多くの列車が発着しております。
また、発着するプラットフォームが直前にならないと決まらない場合があります。
乗車後の車内放送やアナウンスは日本ように詳しく説明することは少なく、現地語の為、聞き取りにくいケースがあります。
《解決のポイント》
乗り間違いを防ぐには、やはり駅職員や車掌に確認するのが、一番です。
ヨーロッパでは、基本的に乗り越し清算の考えは無く、ペナルティー(罰則金)の対象になります。
停車駅や車窓から見える途中駅を確認して、注意しましょう。乗り遅れは、様々なケースで考えられます。
まず、慌てず構内のインフォメーションで相談の上、
次の便にご乗車するする手続きをする必要(場合によって別途指定券やチケット代金が必要なケース)があります。
指定席の2重予約
全席指定列車や任意で指定券を手配して、いざ、自分の座席に行ってみると 誰か別の人が座っているという、トラブルがまれにあります。
《解決のポイント》
指定席の2重予約(ダブルブッキング)は、多いケースでは無い為、まず、お互いのチケットの
車両番号(COACH)、座席番号(SEAT)が間違っていないかを確認しましょう。
そもそも列車自体を間違っていることもあります。
また、速やかに車掌に報告し、対処してもらいましょう。
盗難・紛失の場合
チケットやパスは,再発行・再発券は出来ない為、管理には十分気をつけましょう。
《解決のポイント》
状況に応じて、最善の方法で解決しましょう。列車へ乗車する前か、後かで状況が変わってきます。
乗車前であれば、再度身の周りを確認し、必要によって再度乗車券などを購入しましょう。
また、駅構内であれば 遺失物取扱所に届いている場合もある為、確認しましょう。
乗車後は、乗車券やパスが無い場合はペナルティー(罰則金)を支払い、新たに乗車券を購入し状況を早めに解決しましょう。
盗難の遭った場合は、必要に応じて鉄道警察へ届出をし、盗難証明書を発行してもらいましょう。
(保険などの手続きで必要な場合があります)
鉄道商品の解説 & 一般的な情報
鉄道パス
鉄道パスとはヨーロッパ居住者以外の観光客向けに販売している鉄道の周遊券です。
パスの種類には連続タイプ・フレキシータイプ・セーバータイプ・ユース・シニアなど用途・利用地域・年齢・人数に合わせた使い方ができます。
※ 一部購入資格制限やパスだけでは乗車できない列車がございます。
- 連続タイプ
連続タイプは、パスの有効期限内であれば、連続して毎日使用することができます。代表的なパスの種類はユーレイルグローバルパス・スイスパス・ブリットレイルパスなど5種類あり、それ以外のパスはフレキシータイプのパスとなります。 - フレキシータイプ
フレキシータイプとは、パスの有効期限内であればお客様の用途に合わせて連続で使用したり、有効期限内で利用日が選択できたり、使用自由度が高い周遊パスとなっております。 - セーバーパス・ツインパス・パーティーパス
鉄道パスを使用し、2名様以上で同一行動をするお客様に適用できる割引パスです。 ただし割引されている分、利用ルールが厳しく設定されております。 - ユースパス
一般的に12歳以上26歳未満の旅行者を対象としている、年齢による割引パスです。 このパスは割引が高いので、2等のみに設定されているパスが多いです。 ※一部パスでは1等の設定もございます。 - シニアパス
利用開始日時点で60歳以上の旅行者を対象としている、年齢による割引パスです。 鉄道の旅をより優雅にしていただく為に、1等のみの設定となっております。 - 子供割引
一般的に4歳以上12未満の旅行者を対象にしており、大人同伴での使用となります。 ほとんどのパスは大人料金の半額設定ですが、一部パスでは独自設定の子供料金が存在します。
★パス利用時のポイント(ヴァリデーション)
ヴァリデーションとは利用開始前に現地駅の窓口にてパス上にスタンプを押してもらう手続きのことです。
ヴァリデーションなしで鉄道パスは御利用いただけません。
日本出発前に弊社でヴァリデーション代行手続きも行なっております。(別途手数料が必要)
またヴァリデーション済みのパスは払い戻しが出来ません。
鉄道チケット
- 1.主にはA<普通区間乗車券>とB<座席指定券もしくは寝台券>、A+B2つを併せたC<包括運賃>の3つに別れます。
AやCには、子供料金、ユース料金(25歳以下)、シニア料金(60歳以上)の割引設定がされています。(設定がない場合もございます)
Cの包括運賃<区間指定乗車券>の中には早めの予約することにより早期割引やレジャー割引チケットもございます。
割引チケットは座席数が限られており、割引率により細かく料金が別れていることもあります。
たとえば、ロンドンからパリ、ブリュッセルを結ぶユーロスターのノーマル2等料金はおおよそ2万円以上しますが早期購入割引チケットの場合約7千円と3分の1の料金から確保でくる場合もございます。
払い戻しや変更不可などの制限がつくうえに、座席数もわずかのためすぐに売り切れてしまうこともしばしばです。
予定が決まり次第、早めにご購入いただくとお得にご旅行ができる場合がヨーロッパの場合ございます。 - 2.全席指定で事前予約が必要な列車高速列車や寝台列車、国によっては中長距離も全席指定の列車が多くございます。
満席になると乗車がいただけない座席指定券がなければ乗車できない列車です。
ユーロスターやTGV、タリス、AVEなどの高速列車、スペインやイタリア、フランスなど中、長距離のほとんどの列車、そして夜行列車の多くは乗車券だけではご乗車できません。
また、包括運賃の場合指定乗車券が一緒になっている為、先に乗車券だけ購入し後から指定を追加する購入の仕方ができないので注意が必要です。
鉄道バス・チケットの見方
パスやチケットを入手したら、旅立つ前に内容をしっかり把握しておくことが大切です。 なぜならその一枚には、あなたの旅の基本情報が記載されているからです。

予約が必要な列車・不必要な列車
鉄道パスはいつでも列車に乗ることができますが、座席指定料金や寝台料金は別途必要です。
これらは現地で予約できますが、言葉に不安のある方は日本で予約しておくと安心です。
予約が必要な列車
鉄道パスの他、座席指定料金が必要です。
- 座席指定券が必要な列車…一部のICEやECなど急行・特急列車の指定席、景観列車、夜行列車など。
- 全席指定席の列車…ユーロスター、タリス、TGV、ホテルトレインなど。乗車券と座席指定がセット(包括チケット)になっており、必ず予約が必要。
予約が必要ではない列車
鉄道パスのみで乗車できます。
- 普通列車、快速列車、都市近郊鉄道など。
- 予約が必須ではないICやEC、ICEなど急行・特急列車の自由席。(座席指定/予約は任意)
駅について
大都市の駅では、日本と同じように商業複合施設になっている場合が多く、各業種の店舗が入っています。
ちょっとしたお土産を購入したり、待ち時間にお茶やお食事など嗜んだりと利用する機会がとても多いです。荷物預かり所やコインロッカーも勿論あります。
特に鉄道移動の場合、移動の程度も長くなりますので、大きな荷物は預けて身軽な恰好で観光することも可能です。日本と異なり改札口がありません。
チケットが無くても出入りすることは自由ですので、荷物の管理には気をつける必要があります。
特に待合室、チケット購入時やインフォメーションで問合せしている時が狙われやすいです。
鉄道ツアーについて
鉄道移動では、ルートや移動の日時など予め決める必要があります。
そういったプランニングを行うのが、鉄道旅行の面白さの1つである一方、不慣れな方にとってはとても難しいものです。
鉄道ツアーであれば、上のように決めていただく必要も無い上、送迎や観光も含まれているなど、個別に依頼するよりもお安くなる鉄道ツアーも初心者の方にもお勧めです。






